仏壇処分どこに頼む?費用相場と失敗しない5つの依頼先【2026完全版】

「実家の整理をしていたら、誰も住んでいない家に立派な仏壇が残されていて途方に暮れている」
「両親が施設に入ることになり、家を売却するために仏壇を処分しなければならなくなった」
「粗大ゴミに出してしまって、後からバチが当たらないか不安で夜も眠れない」

少子高齢化や核家族化が進む現代、実家の片付けや引越し、リフォームの際に、これまで大切にされてきた「仏壇」の扱いに悩む方が急増しています。仏壇は単なる家具とは異なり、ご先祖様や故人の魂が宿る場所として長年手を合わせてきた存在です。そのため、冷蔵庫やタンスのように「不要になったから捨てる」と簡単に割り切ることができず、心理的な負担を感じるのも当然のことです。

しかし、空き家に放置し続けるわけにもいきません。結論から申し上げますと、仏壇の処分方法は主に5つあり、ご自身の宗教観、予算、そして「どのように供養したいか」という気持ちによって「正解」が異なります。

この記事では、遺品整理と供養のプロフェッショナルである「つむぎ」監修のもと、2026年最新の費用相場と、後悔しない依頼先の選び方を徹底解説します。ご先祖様に失礼がなく、かつご遺族の負担も少ない最適な方法を見つけ、心のつかえを取り除いていきましょう。

仏壇処分の依頼先は主に5つ!特徴と費用相場を比較

仏壇の処分を検討する際、まずは「どこに頼めるか」と「費用の目安」を知ることが重要です。依頼先によって、費用はもちろん、供養の丁寧さや手間が大きく異なります。代表的な5つの依頼先を比較表にまとめました。

依頼先 費用相場 特徴・メリット・デメリット
1. 菩提寺(お寺) 3万〜15万円
(お布施として)
【メリット】最も安心で丁寧。閉眼供養からお焚き上げまで一貫して行える。
【デメリット】費用が高額になりがち。檀家関係の配慮が必要。
2. 仏壇・仏具店 2万〜8万円 【メリット】買い替え時は無料の場合も。仏壇の扱いに慣れているため搬出も安心。
【デメリット】処分のみだと割高になるケースがある。
3. 遺品整理業者 1.5万〜10万円 【メリット】家財一式をまとめて片付けられる。搬出の手間がない。
【デメリット】業者選定を誤ると不法投棄などのリスクがある。
4. 自治体(粗大ゴミ) 500円〜2,000円 【メリット】圧倒的に安い。
【デメリット】自分で指定場所まで運び出す重労働が必要。近所の目が気になる。
5. 仏壇供養の専門サービス(つむぎ など) 要見積もり 【メリット】仏壇・仏具の種類を問わず、すべて引き取って丁寧に供養してもらえる。手間がかからない。
【デメリット】費用が発生する。

1. 菩提寺(お寺):最も丁寧な供養を望む方へ

先祖代々のお墓があるお寺(菩提寺)がある場合は、まずそちらに相談するのが最も確実でトラブルがありません。お寺にお願いする場合、閉眼供養(魂抜き)を行った後、そのまま仏壇を引き取り「お焚き上げ」という形で焼却供養してもらえます。
費用は「お布施」として渡すため明確な定価はありませんが、読経料と処分代を含めて3万円から15万円程度が相場とされています。今後も檀家関係を続ける場合は、無断で処分すると住職との信頼関係にヒビが入る可能性があるため、マナーとしても事前の相談は必須です。

2. 仏壇・仏具店:買い替えを検討中の方へ

引越し先がマンションで、コンパクトな仏壇に買い替えるというケースでは、仏具店が最適です。多くの仏具店では、新しい仏壇を購入する特典として、古い仏壇を無料、あるいは割引価格で引き取っています。
処分のみの依頼も受け付けている店舗が多いですが、その場合は運搬費や人件費を含め2万〜8万円程度かかることが一般的です。仏壇の構造を熟知しているプロが搬出するため、家屋を傷つける心配が少ないのも利点です。

3. 遺品整理・専門業者:家ごとの片付けが必要な方へ

実家の部屋ごとの片付けが必要な場合、遺品整理業者に依頼すると非常にスムーズです。仏壇は大型のものだと50kg〜100kgを超えることもあり、素人が動かすのは危険です。遺品整理業者なら、仏壇だけでなく、タンスや布団、その他の不用品とまとめて搬出・処分してくれます。
ただし、業者によって供養への対応に幅があります。見積もり時に、どのように扱われるかをしっかり確認し、信頼できる業者を選ぶことが重要です。

4. 自治体(粗大ゴミ):費用を最小限に抑えたい方へ

最も費用を抑えられるのが自治体の粗大ゴミ回収です。行政サービスの一環であるため、費用は数百円から2,000円程度で済みます。
しかし、最大の難点は「指定された収集場所まで自分たちで運び出す必要がある」ことです。仏壇は非常に重く、持ちにくい形状をしているため、高齢の方や女性だけでの搬出は困難です。また、集積所に仏壇が置かれている光景は近隣住民の注目を集めやすく、心理的なハードルを感じる方も少なくありません。

5. 仏壇供養の専門サービス(つむぎ など):手間なく丁寧に供養したい方へ

お寺とのお付き合いが薄く、かといって粗大ゴミにはしたくない、という方に選ばれているのが、仏壇供養を専門に行うサービスです。
これらのサービスでは、専門のスタッフが自宅まで仏壇を引き取りに来てくれます。最大の特徴は、仏壇本体だけでなく、中にある仏具もまとめて引き受けてくれる点です。引き取られた仏壇・仏具は、提携する寺院などで合同でお焚き上げ供養されるのが一般的です。費用はかかりますが、精神的な負担と肉体的な手間を最小限に抑えつつ、しっかりと供養できる方法です。

失敗しない選び方!状況別のおすすめ依頼先フローチャート

「結局、自分はどこに頼めばいいの?」と迷われている方へ。ご自身の置かれている状況や優先順位に合わせて、最適な依頼先を選んでいきましょう。

【安心重視】先祖代々の仏壇を丁寧に供養したいなら「菩提寺」

「バチが当たるのが怖い」「親族から文句を言われたくない」という方は、迷わず菩提寺に依頼しましょう。特にお寺とお付き合いがある場合、無断で処分すると、後の納骨や法要、あるいはお墓の管理においてトラブルになる可能性があります。「仏壇じまいを考えている」と正直に相談すれば、住職も適切なアドバイスをくれるはずです。

【手間重視】実家の整理もまとめて頼みたいなら「遺品整理業者」

親が住んでいた家を丸ごと片付ける「遺品整理」や「空き家整理」のタイミングであれば、仏壇だけを別で手配するのは二度手間です。また、重い仏壇を素人が搬出するのは腰を痛めたり、床を傷つけたりするリスクも伴います。
家財整理のプロに任せれば、養生(保護)をした上で安全に運び出してくれますし、閉眼供養の手配まで代行してくれる業者も増えています。

【費用重視】とにかく安く済ませたいなら「自治体の粗大ゴミ」

宗教的なこだわりがなく、経済的な事情でとにかく出費を抑えたい場合は自治体の回収を利用しましょう。自治体回収は法律に基づいた正当な処分方法であり、決して悪いことではありません。
ただし、そのまま出すと近隣の方に驚かれたり、不快感を与えたりすることもあります。扉をガムテープで固定する、新聞紙や段ボールで全体を覆って目隠しをするなど、周囲への配慮を行うことをおすすめします。

【丸ごと解決】仏具もまとめて丁寧に供養したいなら「専門サービス」

「お寺に頼むのは敷居が高い」「古い仏具がたくさんあって、どう分別していいかわからない」という場合は、仏壇供養の専門サービス(つむぎ など)がおすすめです。
どのような状態の仏壇であっても、また、細々とした仏具がどれだけあっても、すべてまとめて引き受けてくれます。ゴミとして扱うことなく、最後まで丁寧に供養してもらえるため、気持ちの面でもすっきりと整理をつけることができます。

【最重要】処分前に必ず行うべき「閉眼供養(魂抜き)」とは?

どの業者に依頼するとしても、仏壇を家から出す前に必ず行っておきたいのが「閉眼供養(へいがんくよう)」です。これを行わずに処分することは、一般的にタブーとされています。

閉眼供養(魂抜き)の意味と必要性

閉眼供養とは、仏壇に入っている「仏様の魂」を抜く儀式のことです。地域や宗派によって「魂抜き(たましいぬき)」「お性根抜き(おしょうねぬき)」とも呼ばれます。
仏壇を購入した際、「開眼供養(魂入れ)」を行って仏様の魂を迎え入れたはずです。処分する際は、その逆の手順を踏んで、仏壇を「礼拝の対象」から「単なる木の箱(家具)」に戻す必要があります。

これを行わずに処分してしまうと、仏様ごとゴミとして捨てることになり、宗教的にも心情的にも大きな問題が残ります。「気持ちの整理」をつけるためにも不可欠な儀式です。
なお、浄土真宗では「魂」という概念がないため「遷仏法要(せんぶつほうよう)」を行いますが、ご本尊に感謝を伝えて区切りをつけるという意味では同様に必須の儀式です。

依頼先とお布施の相場

一般的には菩提寺の僧侶に自宅まで来てもらい、仏壇の前で読経していただきます。お布施の目安は1万〜5万円程度です。これにお車代(5,000円〜1万円)やお膳料(食事を出さない場合)を追加することもあります。
もしお付き合いのあるお寺がない、あるいは遠方で頼みにくい場合は、インターネットで「僧侶派遣サービス(お坊さん便など)」を利用することも可能です。こちらは定額料金で依頼できることが多く、菩提寺を持たない家庭に選ばれています。

自治体(粗大ゴミ)で処分する場合の費用と手順【主要都市データ付】

どうしても費用をかけられない場合、自治体のルールに従って処分することになります。ここでは具体的な費用感と手順を解説します。

主要都市の粗大ゴミ手数料例

多くの自治体では、仏壇は「家具」や「箱物」として扱われます。サイズや重量によって区分が変わるため、事前にメジャーで正確に計測しておく必要があります。

都市名 手数料目安 備考・条件
東京都渋谷区 約900円 箱物家具扱いとして分類
大阪府大阪市 1,000円 最大辺や幅・奥行きの合計による
愛知県名古屋市 1,000円 高さ・幅によって料金が変動
福岡県福岡市 500円〜 重量・サイズにより3段階設定
神奈川県横浜市 1,000円 一番長い辺が50cm以上のもの

具体的な出し方の手順

■ 1. 閉眼供養を済ませる
まずはお寺にお願いして魂抜きを行い、ただの箱の状態にします。これが済んでいないと、収集作業員の方が回収を躊躇する場合もあります。

■ 2. サイズ計測・予約
自治体の「粗大ゴミ受付センター」へ電話やインターネットで申し込みます。この時、高さ・幅・奥行きの正確なサイズを伝える必要があります。品目名で「仏壇」が見当たらない場合は、「箱物家具」や「棚」として申請することもあります。

■ 3. 処理券の購入と搬出
コンビニや郵便局などで「粗大ゴミ処理券(シール)」を購入し、仏壇の見えやすい位置に貼ります。そして指定された収集日の朝(多くは8時まで)に、自宅前や集積所へ出します。

【注意点】
・雨天時に濡れてしまうと回収不可になる自治体もあります。
・解体して木材の状態にすれば「可燃ごみ」として出せる自治体もありますが、仏壇の解体は非常に堅牢な作りであるため、専用の工具がないと困難です。

仏壇だけでなく、残された仏具も「すべて」丁寧に供養します

仏壇を処分する際、多くの方が悩まれるのが、仏壇の中に残された「仏具」の扱いです。おりん、掛け軸、香炉、燭台、数珠など、細々としたものがたくさんあり、どのように分別して捨てればよいのか、そもそも捨ててよいものなのか、判断に困ってしまうものです。

どんなに古くても、すべての仏具をお引き取りします

「つむぎ」のような仏壇供養の専門サービスでは、仏壇本体だけでなく、こうした仏具もすべてまとめてお引き取りします。
「古くてボロボロだから」「素材が何かわからないから」といって、引取をお断りすることはありません。どのような状態であっても、ご先祖様が大切に使われてきたものとして、一つひとつ丁寧に取り扱います。

ゴミにはせず、提携寺院にて供養いたします

お引き取りした仏壇や仏具は、決してそのままゴミとして処分することはありません。提携している寺院にて、僧侶による読経のもと、丁寧にお焚き上げ供養を行ってから処分いたします。
ご自身で分別したり、粗大ゴミの手配をしたりする手間が一切かからないだけでなく、「きちんとした形で手放せた」という安心感を得られるのが最大のメリットです。

要注意!仏壇処分でよくあるトラブルと回避策

仏壇処分は一生に何度も経験することではないため、その隙につけ込む悪徳業者によるトラブルも発生しています。

不法投棄トラブル

「格安で回収する」「無料で引き取る」と謳う無許可の業者が、回収した仏壇を山林や空き地に不法投棄する事例があります。仏壇の中に引き出し等があり、そこに依頼主の名前や住所が残っていると、後日警察から連絡が来て「あなたが捨てたのではないか」と疑われ、トラブルに巻き込まれる可能性があります。

高額請求(積み込み詐欺)

最初は「無料回収」と言ってトラックに積み込み、積み終わった後に態度を急変させ「運搬費は別だ」「特殊作業費がかかる」「仏壇は特別料金だ」と高額な料金を請求する手口です。断ろうとすると「じゃあ降ろすから作業代を払え」と脅されるケースもあります。

【回避策:信頼できる業者の見分け方】
・「古物商許可」を持っているか、法律を遵守している業者かを確認する。
・見積もりは必ず書面(またはメール)でもらい、追加料金が発生しないことを明記させる。
・実店舗や運営会社がはっきりしているか、ホームページ等で確認する。
・「とりあえずトラックに積んでから計算」という業者は絶対に利用しない。

仏壇の中身はどうする?位牌・遺影・過去帳の処分

仏壇本体以外の「中身」についても、それぞれ適切な処置が必要です。これらは特に宗教的な意味合いが強いため、丁寧な供養の手順を踏む必要があります。

■ 位牌(いはい)
故人の戒名が記され、魂が宿る場所そのものです。原則として、閉眼供養を行った後、お寺で「お焚き上げ」を依頼します。仏壇処分とは別に、位牌だけをお寺へ持参し、永代供養やお焚き上げをしてもらいましょう。

■ 遺影(いえい)
写真そのものに宗教的な魂入れは行われませんが、故人の顔が写っているものをゴミとして捨てるのは心情的に難しいものです。一般的には、白い布に包み塩でお清めして自治体のゴミに出すか、お寺でお焚き上げを依頼します。最近では、写真をデータ化して小さく保存し、現物は供養処分するという方も増えています。

■ 過去帳(かこちょう)
代々の家系図としての意味合いが強く、詳細な個人情報が含まれます。そのまま捨てると個人情報の流出につながる恐れがあります。シュレッダー等で裁断して処分するか、気になる場合はお寺にお焚き上げに出すのが最も安全です。

後悔しない仏壇処分のために

仏壇の処分は「心(供養)」と「物理(処分)」の両方を整理する大切な作業です。焦って進めると、後で「もっと丁寧に供養すればよかった」と後悔することになりかねません。

まずは親族でしっかりと話し合い、閉眼供養を行うことから始めましょう。そして、お寺とのお付き合いがない方、たくさんの仏具をまとめて整理したい方、ゴミとして捨てるのは忍びないという方は、ぜひ「つむぎ」の無料相談をご利用ください。
遺品整理と供養のプロが、あなたの大切な仏壇・仏具を、責任を持って丁寧に供養いたします。

仏壇・仏具の供養処分にお困りではありませんか?

「お寺との付き合いがない」「仏具もまとめて引き取ってほしい」「ゴミにするのは忍びない」という方は、仏壇供養の専門サービス「つむぎ」にご相談ください。
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